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ロゼレム

今日は睡眠障害改善薬の ロゼレム についてお話します。



人間の睡眠には体内時計機構といって、夜一定の時刻になると眠くなる仕組みが備わっています。
それには松果体から分泌されるメラトニンという物質が関係しています。
メラトニンが多く分泌されれば、眠くなるというわけです。


このメラトニンと同じように作用する薬がロゼレムです。


ロゼレムは体内時計の中枢である視交叉上核にあるメラトニン受容体(MT1、MT2)に選択的に作用し、
体内時計機構を調節することで、脳と体の状態を覚醒から睡眠に切り替えて、より自然に近い睡眠に導くお薬です。


ベンゾジアゼピン系といって飲んだらすぐ眠くなる薬が主でしたが、
この薬は、あくまでも体内時計を改善する薬です。
なので、服用してすぐに眠れる、という薬ではありません。
効果発現までは1~2週間はかかるといわれています。
そのことを理解していただき、効果がないからと言って服用しなくならないように、継続した服用を行っていかなければなりません。

ある専門のドクターは、一日の中で、この薬の効果を感じられる服用時間は眠る1~1時間半前だと行っているそうです。
毎日継続して、この時間に飲み続けることが一番効果的です。


高齢者の患者様だと、メラトニンの分泌が少なくなっています。
このお薬は、高齢者の不眠にも効果が得られています。
ロゼレムは今までの睡眠導入薬とは違い、副作用がほとんどないですので、転倒や、記憶障害のリスクが減りますので、
高齢者の患者様には勧めていきたいお薬です。


今睡眠導入薬をお飲みの患者様にロゼレムを併用してお使いいただくことで、だんだんと不眠症が完治し、
今までのお薬を飲まなくてもよくなることもございます。
お薬が減るということは、患者様にとってうれしいことですし、自分の体に自信が持てるのではないか、そんな風に考えます。


当院ではまだ、採用がありませんが、今後患者様の良眠を目指して、取り入れていく予定です。
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ルネスタ(2)

今日はルネスタについてお話したいと思います。


ルネスタは一般名エスゾピクロン。
アモバン(ゾピクロン)の鏡像異性体です(S体)。


GABA受容体に結合し、催眠作用、鎮静作用、および抗不安作用を発揮します。


効能・効果は「不眠症」です。


入眠障害と中途覚醒いずれにも有効です。
半減期がアモバンよりもやや長く、それが中途覚醒に有効な理由みたいです。


メーカーいわく、副作用はアモバンよりも低く、特に服用した翌日の口腔内の苦みが軽減されているとのことです。
そしてなぜか半減期がのびているのにもかかわらず、持ち越し効果が少ないということです。


副作用が少ないとはいえ、超短時間型なので、服用時は転倒防止のため、必ずお布団で服用してもらいように服薬指導が必要ですし、高齢者の方には服用量のチェックが必要です。


成人は通常量2mg。高齢者は1mg。
成人3mg、高齢者2mgが上限量です。


注意点として、食後に飲むとルネスタの効果が弱まってしまうということです。
夕食と服用の間は2時間は開けたほうがいいです。
アルコールとの服用は逆に効果が増強しますので、避けてください。
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Author:yakuzai
小林胃腸科内科ホームページ
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