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ネシーナ

今日は武田薬品さんがネシーナの勉強会を開いてくれました☆
せっかくなのでネシーナについて書きたいと思います♪


前にブログに書きましたが、ネシーナはDPP-4を阻害し、インクレチンの代謝を抑える新しいお薬です。

当院ではジャヌビアも採用しておりますが、どちらも同じようなお薬。。。
どこが違うのでしょう。。。


それはDPP-4の阻害率にありました。
DPP-4の選択性IC50という指標を比べてみますと・・・
(値が小さいほうが阻害率が高いことを意味します)

ジャヌビア:12.08±0.8
ネシーナ:6.9±1.5

なのでネシーナのほうがよりDPP-4を選択的に阻害するということがわかります。

DPP-8、DPP-9の阻害率はそれぞれ
ジャヌビア:19000±2000   62000±4000
ネシーナ: >100000 >100000

この値からわかることは、DPP-4以外の阻害率を少なくすることで副作用の発現が減るということ。
ネシーナの値が大きいですね。
ということは、DPP-8、DPP-9の阻害がないことを意味します。。
まだDPP-8、DPP-9の研究は詳しく解明されていませんが、これらを阻害してしまうと嘔吐や胃腸障害などが起こる可能性があるということです。


効果は ジャヌビア50mg≒ネシーナ12.5mg が同等の効果です。


ネシーナはこれだけの効果を持ちながらまだインスリンとの併用が認められていません。
そこがクリアできれば、非常に効果が期待できる薬だと思います(^-^
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ジャヌビア・ネシーナ

糖尿病の治療にインクレチンというホルモンが注目されています。


インクレチンとは「食事量に応じたインスリン分泌調節を担っている消化管ホルモン」のことをいいます。

インクレチンは食事を摂取して初めて膵臓のβ細胞に作用してインスリンを分泌させるので、低血糖の副作用が出にくいといわれています。


糖尿病方はインクレチンの効果がかんらかの原因で十分に発揮されずに高血糖を招いている可能性があることがわかってきました。


血糖値を下げるためには、インクレチンを増やしてあげればいい、ということが予想できるかと思います。

しかしながら内服では現在直接インクレチンを増やすお薬は開発されておりません。
では、どうやって飲み薬でインクレチンを治療に用いるのか・・・


インクレチンはDPP-4というタンパク分解酵素で分解されてしまい効力を失います。
そこでこのDPP-4を阻害し、体内のインクレチンの分解を抑える薬が開発されました。


当院では、ジャヌビアとネシーナというお薬を採用しています。

これらの薬は1日1回服用で24時間効果があり、飲み忘れのリスクも減りますし、さらに食後・食前・食間などいずれの時間に服用しても効果は変わらないとのこと(メーカーMRより)なので、患者様の好きな時間帯をお選びいただいての服用が可能です。
ただし、1度決めた時間は毎日守って服用してくださいね♪


いい薬ができているので、患者様にその効果が出やすくなってきているな、と実感しています。
でも、やっぱり運動療法が第一ですから、日ごろから心がけたいですね♪
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yakuzai

Author:yakuzai
小林胃腸科内科ホームページ
http://kobayashihp.web.fc2.com/

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